ピックアップ

「海を渡った古伊万里～ウィーン、ロースドルフ城の悲劇～」5月28日(土)より佐賀県立九州陶磁文化館にて開催

佐賀県立九州陶磁文化館のリニューアル記念 特別企画展「海を渡った古伊万里～ウィーン、ロースドルフ城の悲劇～」が5月28日(土)～7月18日(月)に開催されます。

江戸時代に現在の佐賀県有田町を中心とする地域で生産され海外に盛んに輸出された「古伊万里」。
オーストリア、ウィーン近郊にたたずむ古城ロースドルフ城では、城主ピアッティ家により古伊万里を中心とした陶磁器が多数コレクションされ、
城内を美しく飾る調度品として大切に伝えられてきました。
しかし第二次世界大戦の戦禍によってその多くが破壊される悲劇に見舞われました。
ピアッティ家は戦後、破壊された陶片を拾い集め、平和への願いをこめて、城内の一室に展示、公開をしてきました。

「海を渡った古伊万里～ウィーン、ロースドルフ城の悲劇～」では国内にある古伊万里の名品とともに、
破壊された陶片を含む、ロースドルフ城所蔵の日本、中国、西洋の陶磁器コレクションが海外において初公開されます。
日本の修復技術による復元作品も展示し「再生」にも焦点を当て、波乱に富んだロースドルフ城コレクションの全貌を紹介します。

この機会に是非ご覧ください。

また「海を渡った古伊万里～ウィーン、ロースドルフ城の悲劇～」関連イベントとして講演会や特別対談なども開催されます。
詳しくはコチラ

海を渡った古伊万里～ウィーン、ロースドルフ城の悲劇～
【会期】2022年5月28日(土)～7月18日(月・祝) 9:00～17:00(入館は16:30まで)
※月曜日休館(7月18日(月)は開館)
【場所】佐賀県立九州陶磁文化館 MAP
【観覧料】一般600円(500円)・大学生300円(200円) 高校生以下及び障害者手帳、又は指定難病受給者証をお持ちの方とその介助者(1名)は無料
※( )内は20名以上の団体料金
※新型コロナウイルス感染症の拡大状況により変更が応じる場合は、公式ホームページでお知らせします。佐賀県立九州陶磁文化館公式HP