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日本磁器誕生・有田焼創業400年 - 2016年 有田イベントカレンダー

有田焼は創業400年を迎えました。

2016年(平成28年)に有田焼は創業400年を迎えました。有田泉山で良質な磁器の原料が発見され、今に至るまで町全体が有田焼の産地として息づいています。白い肌に青や赤の繊細かつ華やかな絵柄が描かれた有田焼は、国内はもとより、ヨーロッパの王侯貴族たちをも魅了。あの名窯「マイセン」にも影響を与えました。技術は年々進歩し、400年の長い年月を経た今もなお、「有田焼」は世界の注目を集めています。今年は、記念イベントとして年間を通して多彩なイベントが開催されます。是非、有田町にお越しください。

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  • 2・3月
    2月6日〜3月21日/町内一円

    有田雛(ひいな)のやきものまつり

    世界最大の磁器製座りひな七段飾りのひな人形をはじめ、各窯元で制作された人形、ひな祭りにまつわる食器を展示・販売するなど、各商店がひな祭り一色になります。
    全国からやきもので出来た雛人形を募集し展示する、『陶ひなコンテストin有田』も開催。
    着物を着て町を散策していただくよう、着物のレンタル・着付けを行ったり、有田の町をより深く知って、楽しめる町歩きプランを実施します。
  • 4月
    4月29日〜5月5日/町内一円

    有田陶器市

    全国各地から焼き物ファンが集う、全国最大の陶器市。町内4kmの通りにおよそ500の店が立ち並び、毎年100万人以上の人出で賑わう。朝がゆの提供や有田らしい景観の中に期間限定のカフェが登場したり、有田ならではのやきものの祭典です。

  • 5月
    4月29日〜5月8日/九州陶磁文化館・有田商工会議所

    有田国際陶磁展

    明治29年から行われている陶磁器作品を一堂に集めた公募展。人間国宝の井上萬二氏、中島宏氏なども若き日に入賞し、若手の登竜門として多くの陶芸家を輩出しています。 美術工芸品・オブジェ部門、産業陶磁器部門にて審査・発表を行います。

  • 5月
    5月2日〜5月4日/焱の博記念堂

    世界料理学会 IN ARITA

    国内外のトップシェフらが一堂に会し、伊万里・有田焼の窯業関係者、地元飲食業者、一般参加者との交流を深め、有田焼の新たな可能性を探るイベントやセミナーを開催します。

  • 5月
    5月4日/陶祖 李参平碑

    陶祖祭

    有田焼の祖と言われる「李参平」氏の功績をたたえ、今日の有田焼の発展を感謝する神事。有田の窯業関係者や、韓国陶磁文化協会からも関係者が出席され、両国の交流・発展を祈念します。
  • 5月
    5月22日

    山王祭(さんのんさん)

    陶業の繁栄と五穀豊穣を祈願し、12年に一度申年に開催されるお祭りで、山王神社の雌猿(さんのんさん)が笛や三味線の賑やかな囃子と稚児行列とともに、隣の集落の岩天神の猿(雄猿)に会いに行きます。猿の‘さげもん’作りなど、何年もかけて準備する地区の皆さん総出のお祭りです。さんのんさんは、恋愛成就の願掛けとして親しまれています。

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  • 7月
    7月30日/泉山磁石場

    先人陶工感謝祭

    有田の発展を支えた無名陶工に感謝を捧げる神事。有田焼創業350年を記念して建立された「先人陶工の碑」の前で毎年行われます。これに合わせ、歴史と文化の森公園では夏祭りが行われ、花火が打ち上げられます。

  • 7月
    7月30日

    タイムカプセル開封・封かん

    「先人陶工の碑」落成時に埋められた当時のタイムカプセルの開封を行います。2017年3月には、次の50年、100年に向けて新たなタイムカプセルを封かんします。

  • 8月
    7月下旬〜8月

    ウィンドウディスプレイ甲子園

    歴史が息づく有田の町並みを舞台に、次世代を担う高校生が陶磁器店のショーウィンドウをデザインし飾り付け、出来栄えを競う大会です。
    十代ならではの新鮮でやわらかな感性と、学校で学んだ技術を活かして制作されたディスプレイ作品が、風情ある有田の街並みのウィンドウを華やかに飾ります。

  • 8月
    8月11日〜9月25日/九州陶磁文化館

    特別企画展「人間国宝と三右衛門」

    佐賀県が誇る人間国宝と歴代三右衛門の作品を展示。

    ◎写真:白磁緑釉椿彫文面取壺
    佐賀県立九州陶磁文化館蔵
    井上萬二氏寄贈
    井上萬二 平成10年(1998)

  • 8月
    8月11日〜11月27日/九州陶磁文化館

    「究極の器で佐賀の食」イベント

    九州陶磁文化館のデッキに期間限定の特別なレストランが誕生。人間国宝や三右衛門の究極の器で、佐賀の食材にこだわった食事を提供するなど、日常では体験できない特別な食空間を体感できます。
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  • 10月
    10月1日〜11月30日/町内一円

    有田まちなかフェスティバル

    有田のまちいっぱいを舞台に、有田焼の全てを満喫できる企画をはじめ、住民自らも企画し、おもてなしするイベントです。やきものの制作過程をゲームにした有田ならではの運動会「アリタンピック」、有田焼の工場を舞台にしたマルシェ、バルウォーク、やきものづくりの体験、「女子旅・パワースポット巡り」「うつわ男子」など町歩きの企画なども充実。

  • 10月
    10月7日〜11月27日/九州陶磁文化館

    特別企画展「日本磁器誕生」

    有田磁器の歴史と革新を軸に、日本磁器400年の歩みと美を紹介。

    写真:染付山水文輪花大皿
    佐賀県立九州陶磁文化館蔵
    今泉吉郎氏寄贈
    重要文化財
    肥前・有田 1640~1650年代

  • 10月
    10月22日/焱の博記念堂

    記念式典・レセプション

    有田焼の歴史と伝統を築いてこられた先人の偉業と労苦に感謝するとともに顕彰し、次の100年に向けた有田焼の発展につなげていくため、国内外の関係者を迎え記念式典を開催します。

  • 10月
    10月23日/JR有田駅前広場など

    有田皿山まつり

    両手に持った磁器の皿を踊りに合わせてチロリン・チロリンと打ち鳴らす「皿踊り」を有田町民総出で披露。大人、子供のグループをはじめ、町内各組合や団体、企業によるパレードが町内をねり歩きます。

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  • 11月
    11月13日/泉山石場相撲場

    有田石場相撲大会

    泉山磁石場の山神への奉納相撲大会です。稚児土俵入りや社会人対抗戦など町内の力自慢が集合します。

  • 11月
    11月17日〜11月19日/九州陶磁文化館など

    日本伝統工芸フォーラム(仮称)

    全国の伝統的工芸品産地の伝統工芸士、商社などが有田に集結。各産地と意見交換し、有田焼をはじめとする伝統的工芸品産業のこれからについて考えます。
  • 11月
    11月19日〜11月27日/町内一円

    秋の有田陶磁器まつり

    「食と器でおもてなし」をテーマに、まちを染める紅葉とともにのんびりゆっくり有田で器めぐりを楽しんでいただきます。400年の伝統と歴史を今に伝える薪による窯焚きの様子を見学できる「~炎の響演~薪窯巡り」は必見です。器を持ち帰ることができる‘陶彩弁当’も人気です。

  • 11月
    11月19日〜11月27日/有田陶磁の里プラザ

    茶わん供養 有田のちゃわん祭り

    24店舗の有田焼のお店が集まる有田陶磁の里プラザで毎年開催される秋の謝恩祭。割れたお茶碗を無料で交換する‘春ちゃわん交換’や、結婚20周年の‘磁器婚式’のプレゼント、グルメコーナーなど内容盛りだくさんでお客様をお迎えします。

  • 11月
    11月27日/有田町役場周辺

    有田食と農業まつり

    風光明媚な自然に囲まれ、農作物も豊かに実る有田町。美味しい農産物や加工品の販売のほか、家族で楽しめる木工教室やキャラクターショーなどを開催。有田の新鮮な食材がたっぷり入った大鍋の振る舞いは大人気です。
  • 12月
    12月9日〜平成29年1月15日/九州陶磁文化館

    特別企画展「日本磁器の源流」

    有田焼の源流であり、世界市場でライバルとなった中国磁器との影響関係を紹介。

    写真:染付雲鶴文輪花皿
    佐賀県立九州陶磁文化館蔵 冨永コレクション
    中国・景徳鎮 17世紀前半

  • 12月
    12月31日/陶山神社

    有田碗灯

    有田焼の祖‘李参平’を祀り、やきものの里を見守ってきた陶山神社の境内に続く参道を有田焼の碗灯で灯します。柔らかい光が厳粛な大みそかの神社を照らします。雪の汁(つゆ)と呼ばれるお味噌汁の振る舞いで温まってください。

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